金銭の壁:スタンダードの抱える病理
2010年9月24日 TCG全般ギャザで最も遊ばれているフォーマットは何か、と問われたときに大抵の人はスタンダード、と答えるでしょう。(カジュアルはそう定義されたファーマットではないので除く)
そしてスタンプレイヤーは今のスタンが一部のレアの高騰により大変なことになっている、というのも把握しているかと思われます。
そもそもギャザは構造上お金がかかりやすいゲームとなっています。構築のおける制限であるデッキ枚数最低60枚、同一カード4枚制限は他TCGと比較しても必要となるカードが多いです。たとえば遊戯王OCGですとデッキ枚数最低40枚、同一カード3枚制限となってまして、ギャザと比べてデッキを組むのに必要なカードが少ないのが分かっていただけると思います。
確かにギャザは土地というリソースの存在によりデッキの枚数が水増しされている面はありますが、そこにも基本でない土地が入り込むのが当然となっている現在のギャザにおいて水増し要素は薄いです。
また、デッキを組むために必要なカードはまず4枚揃えるというのがスタンダードの大前提となっているので、必須カード、特にレアカードは価格が高騰します(ギャザに限ったことではないのですが)。ここには(これはまたの機会に触れる予定ですが)スタンのデッキの均質化という罠が潜んでいたりします。皆が同じようなデッキを使うとそれに必要なカードは高騰し、結果「参入するだけで一苦労」なスタンダードという現状が生まれてしまっているわけです。
スタンダードは名前の通り、フォーマットとしてはギャザのスタンダードです。しかしスタンダードを名乗る割に敷居が非常に高いフォーマットです。「必須カードを4枚揃えるところから始まる」スタンダードは果たして初心者に薦められるフォーマットでしょうか?私は否と答えます。
本日はこの辺にて。
そしてスタンプレイヤーは今のスタンが一部のレアの高騰により大変なことになっている、というのも把握しているかと思われます。
そもそもギャザは構造上お金がかかりやすいゲームとなっています。構築のおける制限であるデッキ枚数最低60枚、同一カード4枚制限は他TCGと比較しても必要となるカードが多いです。たとえば遊戯王OCGですとデッキ枚数最低40枚、同一カード3枚制限となってまして、ギャザと比べてデッキを組むのに必要なカードが少ないのが分かっていただけると思います。
確かにギャザは土地というリソースの存在によりデッキの枚数が水増しされている面はありますが、そこにも基本でない土地が入り込むのが当然となっている現在のギャザにおいて水増し要素は薄いです。
また、デッキを組むために必要なカードはまず4枚揃えるというのがスタンダードの大前提となっているので、必須カード、特にレアカードは価格が高騰します(ギャザに限ったことではないのですが)。ここには(これはまたの機会に触れる予定ですが)スタンのデッキの均質化という罠が潜んでいたりします。皆が同じようなデッキを使うとそれに必要なカードは高騰し、結果「参入するだけで一苦労」なスタンダードという現状が生まれてしまっているわけです。
スタンダードは名前の通り、フォーマットとしてはギャザのスタンダードです。しかしスタンダードを名乗る割に敷居が非常に高いフォーマットです。「必須カードを4枚揃えるところから始まる」スタンダードは果たして初心者に薦められるフォーマットでしょうか?私は否と答えます。
本日はこの辺にて。
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